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記者の眼

DPCデータ出すも地獄、出さぬはもっと地獄?

 なすべきか、なさざるべきか、それが問題だ──。「ハムレット」のあまりに有名な一節を持ち出すのも何だが、悩める病院は多いようだ。DPCデータの提出に関しての話だ。

 2014年度診療報酬改定で、DPCデータの提出を評価する「データ提出加算」の算定要件が見直された。一部の病棟では同加算の届け出が義務化。国の政策動向を見る限り、いずれ全病院でデータの提出が必須となる可能性も高い。

 となれば、各病院においてDPCデータの提出はもはや待ったなしと言っていい。ただし、DPCデータの作成・提出に当たっては、各種のハードルがあるのも事実。これから新たに取り組もうとすれば、煩雑さや難解さなどから、ある意味“地獄”のような日々を味わうかもしれない。

 だが、結論から言えば、データの提出に取り組まなければ、更なる地獄が待ち受けているのは間違いない。

加算の対象が全病床へ一気に拡大
 データ提出加算とは、厚生労働省が実施するDPC調査に協力して、必要なDPCフォーマットデータ(以下、DPCデータ)を提出することで算定できる、2012年度診療報酬改定で新設された報酬だ(図1)。

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