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 医薬品関連の記事をまとめる作業が多いもので、私は製薬会社のウェブサイトを訪問することがよくある。製品の形状、写真はどのようになっているのか、デバイスの正しい使い方はどうか。今はこういった情報がすぐに手に入るので、とってもありがたい。

 ただ、前からずっと気になっていることがある。製薬会社のウェブサイトで製品情報などのページを閲覧しようとすると、どこのサイトでも毎回、「あなたは医療関係者ですか?」と聞かれること。私は医療関係の有資格者ではないので、ここで「いいえ」を選択してみる。すると、トップページに戻されたり、「申し訳ありませんがあなたは閲覧できません」などと書かれたページに飛ばされる。

 それでは仕事にならないので、「もちろん医療関係者です」と自負して、必要な情報を閲覧させてもらっている。特に資格免許などを確認されるわけでもないので、誰でもすんなり入れる。ここはオトナの事情に従っておけば、不利益を被ることもない。

 とはいうものの、何となく少々後ろめたい気持ちになる。どうしてこんな気分にならなきゃいけないのだろうか。そう思い、どのサイトも判で押したようにこういう構造になっている理由をきちんと調べてみた。

 どの製薬会社のウェブサイトも同じような構造になっているのは、日本製薬工業協会が医薬品の「広告」の自主基準を取り決め、各社がそれに従っているからということになる。医薬品の情報を自社のウェブサイトに載せるのには広告に該当する場合もあるらしい。まあ、中にはそういうページもあるし。で、その自主基準は「製薬協コード・オブ・プラクティス」にまとめられていて、その中に以下のような記載がある。

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