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 最近、老眼が気になる。自分が悩まされているわけではなくて、取材先の薬局で話題に上ることが多いのだ。

 日経ドラッグインフォメーション(日経DI)の取材対象は薬剤師がほとんど。そもそも調剤業務では、手元の細かいものを見る機会が多い。特に、調剤した薬剤が正しいかどうかチェックする「鑑査」では、神経を集中しなければならず、本当に目が疲れると聞く。

 鑑査のうち、PTPシートのまま交付する場合は、シートの色や薬剤名が見やすいので比較的やりやすいが、1回分の薬をまとめた「一包化」の鑑査では、錠剤の刻印や色、形などを見て、本当にその薬かどうかを確かめる必要がある。「老眼が進むと、この作業が結構きついんですよ」──。何人もの薬剤師がそう話していた。

 ちなみに、「シグマート(一般名ニコランジル)の刻印が見にくくなって老眼を実感した」というエピソードも。シグマートの錠剤は直径5mmで「C-21F」という識別コードが刻印されているのだが、30代半ばの私が見ても「これはちょっと小さすぎて見にくい……」とくじけそうになった。

 では悩ましい老眼にどう対応しているのか聞いてみると、個人的に遠近両用眼鏡を定期的に作り変えているとか、使いやすい拡大鏡を薬局で買ってもらったという話を教えてくれた。

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