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 6月24日、日経流通新聞(MJ)という消費・流通トレンドを扱う新聞に、「大衆薬『定価』崩す風穴」という記事が掲載されました。内容は、「ドラッグ フォートレス」という一般用医薬品OTC薬)のネット販売ウェブサイトが第一類のOTC薬を希望小売価格の2~3割引で販売し、売上を伸ばしていることを紹介したものです。

 このサイトは、他のOTC薬ネット販売店舗の価格をサーチして、最も安い店舗の価格から自動的にさらに何円か値引きするシステムになっていて、「日本最安」を謳っています。サイトの開設自体は2012年5月で、当初は第三類のOTC薬のみ取り扱っていましたが、2013年1月から第一類や第二類の取り扱いを開始。5月には単月で合計2000万円超を売り上げ、早くも黒字化したということです。

 ご存じのように、今年1月に第一類・第二類医薬品のネット販売を実質的に認める最高裁判決が下されました。そして、その直後から第一類の安売りを幾つかのネットショップが始めていました。ですので、第一類の安売り自体に私が驚いたわけではありません。最安保証も、「価格.com」のような価格比較サイトがあるので同様です。

 では何が驚きだったのかというと、そのサイトの実店舗が長野県上田市の薬局だというところ(ネット販売を行うには実店舗が必要です)。それも、上田薬剤師会の会員薬局だそうな。

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