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記者の眼

「在宅復帰できる患者だけ送って」って言われても

 医療財政の逼迫やマンパワー不足の問題もあり、機能分化の推進が大命題となっている病院経営。急性期、亜急性期、回復期、長期療養といった「棲み分け」を進めながら患者に効率的な医療を提供するための、病院相互の円滑な連携が重要な課題となっています。

 経営的な視点からも、連携は重要なキーワードです。急性期病院では急性期治療が終了した患者を適切に転院させられないと、患者の受け入れや平均在院日数、入院単価の面でマイナスの影響が出ます。亜急性期や回復期を担う病院においても、これは同様です。また、近年、連携関連の診療報酬は拡充される方向にあります。

 とはいえ、スムーズな連携を実現するにはさまざまな困難が伴います。『日経ヘルスケア』6月号では、急性期、亜急性期、回復期、長期療養を担う4病院で連携業務を担当するメディカルソーシャルワーカーMSW)に集まっていただき、円滑な連携を実現する上での課題と、連携体制を充実させるためのポイントを語り合ってもらったのですが、様々な苦労話が披露されました。

「胃ろうを造設してから送ってください」

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