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記者の眼

個別指導を発端に自殺に至ったある女性医師の物語

 4月14日、ある自主制作のドキュメンタリー映画が都内の劇場で公開された。タイトルは『恫喝』。2007年に社会保険事務局の個別指導を受けて保険医の指定を取り消された後に双極性障害を発症、個別指導を受けてからわずか半年で自殺してしまった開業医、増田聰子氏の個別指導から自殺までを描いた1時間ほどの作品だ。

 増田氏は2007年7月25日に個別指導、10月31日には保険医資格の取り消しを受けた。地元医師会も彼女を守ることなく逆に退会を迫り、さらには医道審議会に医師免許取り消しの処分を発議することも匂わせたという。そして孤立した増田氏は12月28日に死を選んだ。

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