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 心房細動に伴う脳卒中および全身性塞栓症の発症を抑制する新規経口抗凝固薬のアピキサバン(商品名エリキュース)が、2013年2月に発売された。これで国内では、直接トロンビン阻害薬のダビガトラン(商品名プラザキサ)に、アピキサバンと同じ第Xa因子阻害薬であるリバーロキサバン(商品名イグザレルト)と、3つの新規経口抗凝固薬が出そろった。ワルファリンによる孤軍奮闘の時代から一気に選択肢が広がったわけだが、それぞれをどのように使っていくのかの指針作りはこれからだ。そこで循環器プレミアムでは、この3つの新薬の使用経験と評価を明らかにする調査を実施。このほど第1回目の結果がまとまったので紹介したい。

 循環器プレミアムでは毎月、登録医師会員(約1万8000人)を対象に読者調査を実施している。第1回目となる新規経口抗凝固薬の質問は、2013年2月実施の調査の中に盛り込んだ。調査期間は2月14~28日で、この間に410人から回答を得た(調査の詳細と回答者のプロフィールは文末参照)。今後も2、3カ月ごとに行い、データを蓄積していく予定だ。

 調査では手始めとして、ダビガトラン、リバーロキサバン、アピキサバンを提示し、調査時点での使用経験を尋ねた(複数回答)。その結果、最も使用経験者が多かったのはダビガトランで、回答者の60.2%に上った。リバーロキサバンは31.5%、発売間もないアピキサバンが5.6%だった(図1)。

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