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記者の眼

大震災と医師の顔

2012/12/04
千田敏之=日経メディカル発行人

この特別増刊は日経BP書店で1部売りもしている。詳細はこちら

 日経メディカルは2012年11月26日に特別増刊「東日本大震災 医療はどう動いたか」を発刊した。通常号とは別送で11月25日前後には読者の皆様のお手元には届いているはずだ(編集部注 この号は1部売りもしている。詳細は写真説明参照)。

 日経メディカル2011年4月号に掲載した緊急特集から、2012年3月号の震災1年の総括特集まで、私が日経メディカル編集長(兼デスク兼カメラマン)として関わった約10本の記事(約110ページ)に加え、新たに現時点での被災地の状況をまとめたスペシャルリポートも掲載している。永久保存版として、どうか書棚に置き、時折ながめていただければと思う。

 この増刊の過去記事を順番に読んでいく人は少ないと思うが、現場取材に関わった経験を踏まえ、読みどころ、見どころを簡単に紹介したい。

気仙沼、在宅医療にシフトの背景
 日経メディカル編集部の陣容は10人。2011年4月初旬に被災地入りしたのは2クルー4人に過ぎなかった。大新聞やテレビとは規模がまったく違う弱小クルーが、医療支援の実際を報道するには定点観測しかなかった。そこで日経メディカルが着目したエリアの一つが、一番最初に現場取材に入った宮城県気仙沼市だった。

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