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 厚生労働省は2022年1月14日、2022年度診療報酬改定に向けたパブリックコメント(パブコメ)の募集を開始した。

 同日の中央社会保険医療協議会(中医協)総会でとりまとめられた「令和4年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理」(以下、議論の整理)に関する意見を広く募集する。項目一覧から項目番号を選択し、意見を提出する形式となっている。

 議論の整理では、対物業務と対人業務を適切に評価する観点から、これまで調剤料として評価されていた薬剤調製や取りそろえ鑑査業務に関する評価の新設や、同じく調剤料として評価されていた処方内容の薬学的分析、調剤設計等と、薬剤服用歴管理指導料として評価されていた薬歴の管理等に関する業務をまとめた評価の新設などが盛り込まれている。地域におけるかかりつけ機能に応じて薬局を適切に評価する観点から、地域支援体制加算の要件や評価の見直しについても言及している。(関連記事:「調剤料の大胆な組み替え、徐々に明らかに」「在宅業務に手厚く、入院時持参薬の整理を評価へ」

 また、対人業務に関する薬学管理料の評価の見直しについても触れている。かかりつけ薬剤師指導料等を算定する患者に対して、かかりつけ薬剤師以外がやむを得ず対応する場合に、あらかじめ患者が選定した薬剤師がかかりつけ薬剤師と連携して服薬指導等を行うことを新たに評価する、入院予定の患者に対して、医療機関からの求めに応じて、薬局で持参薬の整理や服用薬等に関する情報の一元管理を行い、その結果を医療機関に文書で提供することを新たに評価するーーなどだ。

 その他にも、薬局薬剤師の訪問薬剤管理指導や後発医薬品調剤体制加算に関する見直しなどが提示されている。

 意見の受付期間は、1月14日(金)~1月21日(金)(必着)。提出した意見は中医協総会などで公表される場合がある。

■関連情報
・厚生労働省「令和4年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理」に関するご意見の募集について」

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