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 日本ベーリンガーインゲルハイム(東京都品川区)は2021年4月、慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療配合薬のスピオルトレスピマット28吸入、同60吸入(一般名チオトロピウム臭化物水和物・オロダテロール塩酸塩)と、長時間作用性吸入気管支拡張薬のスピリーバ1.25μgレスピマット60吸入、同2.5μgレスピマット60吸入(チオトロピウム)の販売名類似による取り違えに注意喚起を行った。

 この2剤の販売名類似による取り違え事例は、日本医療機能評価機構が実施している薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業において、2015年12月から20年10月の間に60件報告されている。
 
 取り違えの例として、「スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入」と記載された処方箋の調剤時に、誤って同じ棚の隣にあったスピオルトレスピマット60吸入を取り出し、監査時に別の薬剤師が気付いたケースを提示。(1)薬の取り出し時に、処方箋を持って正しいか再確認する、(2)薬棚に類似名注意の見出しを付ける、といった改善策が示された。
  
 日本ベーリンガーインゲルハイムは、スピオルトとスピリーバの処方、処方監査、調剤、服薬指導の際には、薬剤名と効能・効果を必ず確認するよう求めている。

 
【関連資料】
スピオルトレスピマットとスピリーバレスピマットの販売名類似による取り違え注意のお願い


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