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小林化工、イトラコナゾールの補償方針を表明
リルマザホン混入問題で、2例目の死亡例も発表

 小林化工は(福井県あわら市)は2020年12月17日、リルマザホン塩酸塩水和物が混入していた「イトラコナゾール錠 50『MEEK』」(ロット番号:T0EG08)を服用した患者への補償方針について明らかにした。当該製剤を処方されたことに対する慰謝料として、服用の有無にかかわらず一律30万円を支払う(資料参照)。

 健康被害が具体的に生じている患者に対しては、当該製剤の服用により必要となった治療費や治療のための交通費、服用により発生した休業補償、服用により生じた交通事故に関する物損・人身補償、当該製剤が処方された際の薬剤費――などについて、被害の程度を踏まえて個別の対応するという。

 小林化工はまた、当該製剤を服用した80代男性が11月23日に死亡していたことも公表した。12月10日には70代女性が死亡しており(関連記事:リルマザホン混入のイトラコナゾールで1人死亡)、当該製剤の服用者で死亡が確認された事例は計2人となった。ただし、男性の主治医は、「服用後に傾眠の症状があったものの、死亡の原因と認められる可能性は低い」との見解を示している。

 同社の集計によると、12月17日時点で、当該製剤の服用により健康被害を訴える患者は累計で157人、自動車などによる事故を起こした患者は20人、救急搬送・入院(退院を含む)した患者は35人となっている。

【関連情報】
・小林化工:イトラコナゾール錠50・100・200「MEEK」に関する重要なお知らせ

資料 「イトラコナゾール錠 50『MEEK』」(ロット番号:T0EG08)を服用された患者様への補償について方針

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