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イトラコナゾール、再受診せず代替薬交換へ
小林化工、リルマザホン混入製品の自主回収巡り

 小林化工(福井県あわら市)が自主回収を進めているリルマザホン塩酸塩水和物が混入した「イトラコナゾール錠 50『MEEK』」について、患者が持参した回収品を代替薬に交換する際、医療機関の再受診や処方箋の必要性に関する明確な見解がないことから、一部薬局で混乱が生じている。

 厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課は2020年12月14日、編集部の取材に対し、再受診せずに患者が薬局でイトラコナゾールを交換できるように対応する方針で調整していることを明かした。一方で、既に再受診した患者がいることも製薬会社から聞いていると述べた。この件について小林化工は編集部の取材に対し、「現在、厚労省などと調整を進めており、1日も早く交換時の対応と費用負担について明確にする」と回答している。

 なお、製造過程においてリルマザホンが混入した経緯については様々な報道がなされているが、現時点で詳細は明らかにはなっていない。12月14日時点での福井県医薬食品・衛生課への取材によれば、小林化工への立ち入り調査を行い、医薬品医療機器等法(薬機法)違反の可能性を含め、現在調査を進めているという。

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