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第53回日本薬剤師会学術大会より
OTC薬販売時は医療用医薬品も意識し指導を
添付文書の記載を参考に事前に注意を促す必要も

 2020年10月10~11日に札幌市で開催された第53回日本薬剤師会学術大会で、19年度まで日本薬剤師会一般用医薬品等委員会で活動していたコルデコ(東京都中央区)コンテンツ運営部の藤田知子氏が、医療用医薬品とOTC薬の添付文書の記載内容を比較したデータを紹介し、OTC薬の販売時には、医療用医薬品の添付文書も参考に、適切な指導を心掛ける必要があると述べた。

 医療用医薬品とOTC薬では、効能効果について「疾患名」での記載か「症状」での記載かという違いがある。例えば、医療用医薬品のガスター(一般名ファモチジン)の効能効果には「胃潰瘍」「胃粘膜病変」などと書いてあるが、同薬のスイッチOTC薬であるガスター10には、「胃痛、胸焼け」と書かれてあるといった具合だ。使用上の注意に関しても、医療用医薬品は医療関係者に分かりやすい記載、OTC薬は一般の人に分かりやすく、かつ症状の改善が見られない場合は医療関係者に相談するといった対処法も記載されているという違いがある。

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