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19年のヒヤリ・ハット事例報告数は過去最多
日本医療機能評価機構が集計結果を公表、18年から報告数が倍増

 日本医療機能評価機構は2020年9月29日、「薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業2019年 年報」を公表。19年1~12月に報告された薬局ヒヤリ・ハット事例の件数は14万4848件と、前年の7万9973件から著しく増加して過去最多であったことが明らかになった。参加薬局数は、18年の3万3083件から微増の3万8677件だった。

 報告件数の内訳は、疑義照会関連が11万3144件(78.1%)と最も多く、調剤関連が3万1487件(21.7%)、一般用医薬品等関連が137(0.1%)、特定保険医療材料関連が80件(0.1%)と続いた。18年と比較すると、疑義照会関連は6万2114件増加で過去最多、調剤関連は2772件増加していた。


 同機構は、報告件数が増加した背景として「患者のための薬局ビジョン」実現のためのアクションプラン検討委員会報告書において、服薬情報の一元的・継続的把握とそれに基づく薬学的管理・指導の取組の可視化のために、本事業への事例報告が有効な手段となり得るとされたこと、本事業への事例報告が18年度診療報酬改定で新設された地域支援体制加算の施設基準の1つとなったことが影響していると分析している。

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