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オンライン服薬指導はYaDoc Quickの利用を想定
あじさいネットとYaDocの連携開始へ

 インテグリティ・ヘルスケア(東京都中央区)は2020年8月7日、自社のオンライン診療システム「YaDoc」と、長崎地域医療連携ネットワークシステム「あじさいネット」の連携を開始することを発表した。稼働は20年秋ごろを予定。

 あじさいネットは、長崎地域の拠点病院が提供した情報を、会員の病院や診療所、薬局が閲覧できるシステム。20年8月現在、37の拠点病院と約360の医療機関、薬局が参加している。会員の医療機関や薬局は、患者の同意が得られれば、医療機関や薬局にあるパソコン画面で患者の拠点病院での診療情報を閲覧できる。

 YaDocは、ビデオ通話でのオンライン診療のほか、体重、血圧、血糖値、問診情報などを患者が記録し、医師がモニタリングできる疾患管理システム。専用アプリのインストールや初期設定が必要で、月額使用料は3万円(税別)。約2500の医療機関が導入している。

 今回の連携で、あじさいネット会員は通常よりも安価にYaDocを導入できるようになる。導入すれば、これまであじさいネットを利用していたパソコンでYaDocによるオンライン診療やモニタリングが実施可能だ。

 募集はこれからだが、あじさいネットの拠点病院である井上病院(長崎市)は先行してYaDocによるオンライン診療を実施している。

 将来的には、患者がYaDocに入力した血圧や体重、体温などをあじさいネット内で共有するシステムも構築する方針だ。会員のニーズやシステムの安全性、条件などを確認しながら順次進めるという。

 なお、薬局がオンライン服薬指導を行う場合、同社は「YaDoc Quick」の使用を想定している。YaDoc Quickは20年8月上旬から提供を始めた、オンライン診療・服薬指導に特化したシステム。専用アプリのインストールなどは不要で、患者にURLを送りアクセスしてもらうとビデオ通話が開始できる。月額利用料は2万円(税別)で、YaDoc導入済みの医療機関は無料で使用できる。ただしYaDocと異なり、あじさいネット会員向けの優遇措置は今のところ予定していない。


[関連情報]
プレスリリース:YaDoc、「あじさいネット」と連携(2020年8月7日)
プレスリリース:「YaDoc Quick」8月から販売開始(2020年7月15日)

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