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OTC薬の適正使用に関する厚労科研の報告書が公開
販売制限ないOTC薬でも依存に

 このほど、一般用医薬品(OTC薬)の適正使用に関する厚生労働科学研究の2019年度報告書が公開された(外部リンク)。販売数量が制限されていない総合感冒薬(パブロン、エスタックなど)が依存対象となっていることや、OTC薬の依存重症度は覚醒剤などよりも高く、再使用率も高いことなどが明らかになった。

 薬局と店舗販売業等へのアンケートでは、厚生労働大臣の指定する「濫用等のおそれのある医薬品」について、店舗販売業等は97.1%が取り扱っていたのに対し、薬局は33.8%だった。頻回・複数購入の経験があったのは、店舗販売業等は約20%、薬局は約1%だった。

 報告書では「『濫用等のおそれのある医薬品』の適正販売に向けた販売者向けのガイドラインと関係団体などに向けた提言」を公表。各店舗にポスター掲示や陳列の工夫、地域連携などを求めると共に、日本薬剤師会など関係団体に対し、研修の実施や学校薬剤師の活用などを求めている。

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