2020年2月7日、2020年度調剤報酬改定の個別改定項目とその点数が決定した。18年度調剤報酬改定で新設された地域支援体制加算は、現行の35点から38点に引き上げられる。また、施設基準が見直され、調剤基本料1を算定している薬局に対しても、施設基準に地域医療への貢献に係る体制および「十分な実績」を示す項目が盛り込まれた。
具体的には、現行の麻薬小売業者の免許を受けていることやかかりつけ薬剤師指導料の届出などに加えて、在宅患者の薬学管理の実績を12回以上、医療機関の服薬情報の提供を12回以上、研修を修了した薬剤師が地域の多職種と連携する会議に1回以上出席しているといった実績を求めた。
トレンド(DIオンライン)
調剤報酬改定2020
地域支援体制加算は35点から38点に引き上げ
調剤基本料1の算定薬局にも「実績要件」が追加
2020/02/07
黒原 由紀=日経ドラッグインフォメーション
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