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ゾレアが重症季節性アレルギー性鼻炎の承認を取得
最適使用推進ガイドラインの周知を厚労省が通知

 ノバルティスファーマ(東京都港区)は2019年12月11日、ヒト化抗ヒトIgEモノクローナル抗体製剤のゾレア(一般名オマリズマブ[遺伝子組換え])が、季節性アレルギー性鼻炎(既存治療で効果不十分な重症または最重症患者に限る)の承認を取得したことを発表した。

 オマリズマブは、遊離した免疫グロブリンE(IgE)に特異的に結合することで、炎症細胞における抗原抗体反応を抑制し、I型アレルギー反応を抑える。09年に成人の重症気管支喘息(小児気管支喘息への適応追加は13年)、17年には特発性慢性蕁麻疹に適応が拡大されている。ノバルティスファーマは、季節性アレルギー性鼻炎に対する抗体製剤の承認は世界初としている。

 同日付けで、厚生労働省は都道府県などに向け通知を発出。オマリズマブ製剤(ゾレア皮下注用75mg、同150mg、ゾレア皮下注75mgシリンジ、同150mgシリンジ)に関する最適使用推進ガイドラインについて、管轄の医療機関・薬局への周知を依頼した。ガイドラインには、臨床試験のデータに加え、同薬を取り扱う施設や医師に求める要件、投与対象となる患者の基準()、使用に際しての留意事項などをまとめており、厚労省は治療に携わる医療従事者に、ガイドラインに留意するよう求めている。

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