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中小病院の病棟業務加算の要件緩和が濃厚に
支払い側委員「報酬が病院薬剤師の給料に反映される仕組みを」

 2019年11月8日、中央社会保険医療協議会(中医協)総会が開催され、「タスク・シェアリング/タスク・シフティング、チーム医療の推進」のテーマで、病棟薬剤業務実施加算など病院薬剤師の業務について議論された。

 病院団体を中心に要望されていた、中小病院における病棟薬剤業務実施加算の常勤要件の緩和が論点に挙がったが、委員から異論はなかった。今後さらに検討が進められるが、2020年度診療報酬改定で緩和される可能性が高まった。

 厚生労働省が示したデータによると、病棟薬剤業務実施加算は算定施設が年々増加しているものの、届け出ている病院は全体の2割にとどまり、病床が多くなるにつれてその数は多くなっている。加算の要件には、「常勤の薬剤師2人以上」があるが、届け出ていない施設にその理由を聞くと、「薬剤師の人数が不足しているため」が77.4%と圧倒的に多かった。

(出典:中医協総会資料より抜粋)

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