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第29回日本医療薬学会年会より
「地域薬学ケア専門薬剤師」制度創設へ
薬局薬剤師対象、既存の認定・専門薬剤師制度も見直し

新たな専門薬剤師制度について解説する、滋賀医科大学医学部附属病院の寺田智祐氏。

 日本医療薬学会が、薬局薬剤師を対象に「地域薬学ケア専門薬剤師」制度を創設することが明らかになった。2019年11月3日、福岡市内で開催中の第29回日本医療薬学会年会で、同学会専門薬剤師育成委員会委員長を務める滋賀医科大学医学部附属病院薬剤部教授・薬剤部長の寺田智祐氏が発表した。「認定薬剤師」を「医療薬学専門薬剤師」に改めるなど、既存の制度も見直す。

 同学会では現在、「認定薬剤師」、「薬物療法専門薬剤師」、「がん専門薬剤師」――の3制度を運用している。しかし、専門薬剤師の“入り口”の制度であるはずの認定薬剤師制度の要件が厳しい、薬物療法専門薬剤師の認定者が非常に少ない、制度間の整合性が乏しい、薬局薬剤師を対象にした専門薬剤師制度が存在しないなど、様々な問題があった。専門薬剤師育成委員会ではこれらを踏まえ、認定・専門薬剤師制度の新たな制度設計について検討してきた。

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