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フォーミュラリーは報酬で評価すべきではない
経済効果には期待も、中医協で指摘相次ぐ

2019/07/03
七條郁=医療ライター

 2019年6月26日に開催された中央社会保険医療協議会(中医協)総会では、「フォーミュラリー」の在り方について議論が交わされ、経済効果については効果を期待する声が相次いだものの、診療報酬による推進については慎重な意見が多く聞かれた。

 フォーミュラリーとは、医学的・経済的観点から作成される適切な医薬品の使用指針。1つの病院内の医師や薬剤師などが作成する「院内フォーミュラリー」と、地域の中核病院や医師、薬剤師などが共同で作成する「地域フォーミュラリー」に主に分けられる。

 院内フォーミュラリーについては意思決定者が病院内にとどまるため、作成の難易度は低いが、地域の医療経済への影響は小さい。一方で、地域フォーミュラリーについてはステークホルダーが多岐に渡るため、難易度は高い一方で経済効果は大きいとされている。

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