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けいゆう病院の菅谷憲夫氏が緊急セミナーで登壇
インフル診療でゾフルーザをどう使うか

「A香港型でゾフルーザの耐性ウイルス頻度は非常に高い」と述べるけいゆう病院の菅谷憲夫氏。

 バロキサビルマルボキシル(商品名ゾフルーザ)の耐性を含めたインフルエンザ診療の課題について、2019年4月4~6日に名古屋市で開催された第93回日本感染症学会総会・学術講演会で緊急セミナーが開催された。

 登壇したけいゆう病院(神奈川県横浜市)感染制御センターセンター長で日本感染症学会新型インフルエンザ対策委員の菅谷憲夫氏は、ゾフルーザの耐性ウイルスの頻度について「ノイラミニターゼ(NA)阻害薬では耐性株が出ていないA香港型(H3N2)で、ゾフルーザは小児を対象とした試験で77例中18例(23.4%)、成人で370例中36例(9.7%)においてI38のアミノ酸変異が見られている。非常に高い数値だ」と問題視した。A香港型(H3N2)は高齢者の死亡や、小児で脳炎を起こしやすいとされる。

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