DI Onlineのロゴ画像

8疾患に関連した問題が増加、薬剤師の職能を意識させる出題傾向に
第104回国家試験、新卒合格率は昨年並みか

「国家試験を受けた学生が、臨床現場での薬剤師の職能を意識できるような問題が多く出題されていた」と語る薬学ゼミナールの木暮喜久子氏。

 「今回は禁忌肢の影響からか、第103回と比較して難易度は変わらないが、解きやすい問題が多かった。自己採点結果から推測すると、新卒の合格率は昨年並みとなるだろう」――。2019年2月23日、24日に行われた第104回薬剤師国家試験について、学校法人医学アカデミー薬学ゼミナール(薬ゼミ)学長の木暮喜久子氏はこう評価する。

 これは、薬ゼミの自己採点システムを利用した受験者1万1200人(2月26日現在)の採点結果から試算したもの。それによると、平均正答率60%の問題数は252題と、第103回(230問、昨年同時期の速報値)より多いという。第104回から薬剤師として選択すべきではない選択肢(いわゆる禁忌肢)が導入されており(関連記事:薬剤師国家試験問題、「禁忌肢」導入へ)、「禁忌肢が入ったことで、選択肢の中で明らかに間違ったものを除外できるため、選択肢を絞りやすかったのかもしれない」(木暮氏)。

この記事を読んでいる人におすすめ