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九州保健福祉大学の徳永仁氏

 薬剤師の経験した副作用情報を、文字情報として閲覧するだけでなく、「体感」することで、さらに副作用情報の周知や共有が図れるのではないか――。そんな発想から開発されたのが、バーチャル患者のフィジカルアセスメントの情報を得て、副作用発見の対策を考えたり発生時の対応を疑似体験するeラーニング教材だ。開発者である九州保健福祉大学薬学部薬学科臨床薬学シミュレーション研究室教授の徳永仁氏が、第51回日本薬剤師会学術大会でポスター発表した。

 これまでに徳永氏は、フィジカルアセスメント専用シミュレーター(「フィジコ」)を活用した自己学習教材などの開発に取り組んでおり、同教材は2017年に日本e-Learning大賞の文部科学大臣賞を受賞している。ただし専用シミュレーターが必要であることもあり、利用者は限られる。そこで今回、より手軽に多くの薬剤師や薬学生が学べる教材として、実際の症例に基づいた学習システムの開発に着手したという。

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