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文京区薬剤師会、新しい残薬バッグで事業開始
薬をまとめて1カ所で保管できるように工夫

 文京区薬剤師会(東京都)は、2018年5月21日、「残薬管理・保管バッグを用いた服薬支援事業」を開始した。

 この事業は、バッグを活用して薬の飲み合わせや残薬を確認したり、薬剤の調整に生かしたりする「ブラウンバッグ運動」の“進化版”ともいえる。

 今回の事業では、賛同した会員薬局が、調剤した薬剤を「ぶんきょうお薬バッグ」(写真1)に入れて、患者に交付する。そして、次回の来局時には、服用中の薬の飲み残しや、今は使用していない薬、今回調剤した分の飲み残しを持参するように伝える。ここまでは、従来の取り組みと変わらないが、ユニークなのは、患者に対して自宅の決めた場所にこのバッグを置いて、薬を薬袋に入れた状態で1カ所にまとめて保管するように指導する点だ。

写真1●文京区薬剤師会が作製した「ぶんきょうお薬バッグ」。残薬の確認や調整だけでなく、自宅での保管にも役立ててもらう。バッグには、文京区薬剤師会のゆるキャラ「ぶんこちゃん」が描かれている。災害時に活用することも意識したイラストだ。

写真2●既に2016年から、患者に残薬を持参してもらう「おくすり整理そうだんバッグ」(写真右、紺色のバッグ)を活用した取り組みを行っており、17年秋の第50回日本薬剤師会学術大会でも、その成果を報告している。

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