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厚労省が「抗微生物薬適正使用の手引き」を公表
抗菌薬が出ていない患者にどう説明する?

 厚生労働省は、このほど『抗微生物薬適正使用の手引き 第1版』を公開し、6月1日付けで通達を発出した。

 近年、抗微生物薬の不適切な使用で、薬剤耐性菌やそれに伴う感染症の増加が問題になっている。こうした対策として、2015年に開催された世界保健総会では薬剤耐性対策に関するグローバルアクションプランを採択。16年4月には、日本でも薬剤耐性(AMR)対策アクションプランを策定している。

 今回の手引きは、諸外国や日本で不必要に抗菌薬が処方されていることが多いと考えられる、急性気道感染症と急性下痢症を取り上げたのが特徴。その診断や治療手順のほか、薬剤を投与する場合についてもエビデンスを基にまとめている。

 手引きの対象は、外来診療に携わる医療従事者(特に診察や処方、保健指導する医師)としているが、薬局薬剤師にとって参考になる部分が多い。

 例えば、抗菌薬が処方されていない患者に、薬剤師はどのように説明するか──。急性気道感染症と急性下痢症について、以下のような表現が盛り込まれた。

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