DI Onlineのロゴ画像

クオールの中村会長が処方箋付け替え問題で謝罪

2017/05/23
河野 紀子、黒原 由紀=日経ドラッグインフォメーション

クオール代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者)の中村勝氏。決算説明会の冒頭で、同社店舗における処方箋付け替え問題について謝罪した(写真:陶山 勉、以下同)

 「決算説明会を始める前に、一言お詫びを含めた簡単な説明をさせていただきます」

 5月23日、大手薬局チェーンのクオール(東京都港区)代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者)の中村勝氏は、2016年度決算説明会の冒頭、こう切り出した。

 4月14日に一部で報道された、同社の秋田県にある店舗における処方箋付け替え問題。報道直後、中村氏は務めていた日本保険薬局協会(NPhA)の会長職を退いたが、事の経緯について公の場で語ることは一切なかった。こうした中で開かれた決算説明会で、中村氏は自らマイクを握り、説明を始めた。

 「先日来、一部報道されているように、私どもの東北の薬局で保険請求上の大きな不正が発覚しました。大変申し訳なく思っています。簡単に経緯を説明すると、私どもが本社で指示したとか、組織的に動いたことは全くありません。現場の管理職のちょっとした誤った解釈によって、今回の事例が発生しました。事実を把握したときは非常に驚き、ショックでした。なぜこんなことが起こるのだろうと考えていました。業界並びに皆様にも、大変ご心配とご迷惑をお掛けしたことを改めて深くお詫び申し上げたいと思います。本当に申し訳ありませんでした」

この記事を読んでいる人におすすめ