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一般用漢方処方の安全な使い分けを指南する
国立衛研が鑑別シートと確認票をウェブ公開

「一般用漢方薬の安全性担保のため作成した」と言う国立医薬品食品衛生研究所の合田幸広氏。

 国立医薬品食品衛生研究所は、このほど、一般用漢方処方39種類の使い分けを指南する「鑑別シート」と「確認票」を、同研究所のウェブサイト)に公開した。

 これは、厚生労働科学研究費「漢方製剤の安全性確保に関する研究」班が作成したもの。39種類の漢方処方を対象に、胃のトラブルや頭痛、かぜなど一般用漢方製剤へのニーズが高い症状において、安全な使い分け方法を指南する。

 同研究班の班長を務めた国立医薬品食品衛生研究所薬品部長の合田幸広氏は、「OTC薬のリスク区分において、一般用漢方処方は原則全て第2類とされた。第2類として販売する際の安全性を担保することを目的に、まず、確認票を作成した」と研究の経緯を説明する。

 確認票(図1)では、「薬局、ドラッグストアで取り扱われている漢方処方の99%をカバーする」(合田氏)39処方において、患者の既往や服用薬、症状などのチェック項目から服用を控えるべきか否かが分かるようになっている。

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