DI Onlineのロゴ画像

「薬ネット販売、原則全面解禁」成長戦略が決定
秋までに「スイッチ直後品目」「劇薬」の取り扱いを検討

 政府は6月14日の閣議で、一般用医薬品(OTC薬)のインターネット販売の解禁を盛り込んだ「日本再興戦略」(成長戦略)を決めた。第1類医薬品のうち、医療用医薬品からのスイッチ直後の品目と劇薬指定品目に関しては、今後、専門家による検討会を設置し、販売形態を含む適正使用のためのしくみについて議論される見通し。

 成長戦略では、「日本産業再興プラン」「戦略市場創造プラン」「国際展開戦略」の3つのアクションプランを掲げている。OTC薬のネット販売に関しては、戦略市場創造プランのテーマのうち、「国民の健康寿命の延伸」の1つの施策として挙げられた(下表)。

一般用医薬品のインターネット販売 「日本再興戦略」(成長戦略)より抜粋

・一般用医薬品については、インターネット販売を認めることとする。その際、消費者の安全性を確保しつつ、適切なルールの下で行うこととする。

・ただし、「スイッチ直後品目」及び「劇薬指定品目」については、他の一般用医薬品とはその性質が異なるため、医療用に準じた形での慎重な販売や使用を促すための仕組みについて、その成分、用法、用量、副作用の発現状況等の観点から、医学・薬学等それぞれの分野の専門家による所要の検討を行う。本年秋頃までに結論を得て、所要の制度的な措置を講ずる。

・検討に当たっては、インターネット販売か対面販売かを問わず、合理的かつ客観的な検討を行うものとする。

この記事を読んでいる人におすすめ