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大手スーパー西友で登録販売者の不正受験が明らかに
282人が実務経験の要件を満たさず

 大手スーパーの西友(東京都北区)は、第2類・第3類の一般用医薬品(OTC薬)を販売できる「登録販売者」の試験を、従業員らが受験資格を満たさずに受験していたことを、このほど明らかにした。

 同社が虚偽の実務経験証明書を発行したのは、2008~11年に受験した従業員352人のうち282人。不正受験者のうち200人が19都道府県で試験に合格していた。受験資格を満たさずに合格した従業員は2012年8月末からOTC薬販売業務を中止している。また同社は都道府県の指導により、虚偽の実務経験証明書を取り下げた。今後、外部の専門家を含む調査チームを結成して原因の究明や再発防止策を検討するとのことだ。

 登録販売者試験では、受験資格として毎月80時間・1年以上にわたる実務経験を求めている。さらに実務経験の内容として、具体的に下表の7つの業務を薬剤師や登録販売者の監督下で行うよう規定している。

(1)主にOTC薬の販売等を直接行った
(2)OTC薬の販売時の情報提供を補助する業務またはその内容を知ることができる業務を行った
(3)OTC薬に関する相談の対応を補助する業務またはその内容を知ることができる業務を行った
(4)OTC薬の販売制度の内容その他の説明方法を知ることができる業務を行った
(5)OTC薬の管理および貯蔵に関する業務を行った
(6)OTC薬の陳列および広告に関する業務を行った
(7)薬剤師または登録販売者の管理および指導の下で業務を行った

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