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シムビコートが発作時にも使用可能に
「定期吸入+頓用吸入」の用法・用量が承認

2012/06/26
内海真希=日経ドラッグインフォメーション

 アステラス製薬とアストラゼネカは6月22日、成人気管支喘息治療薬のシムビコートタービュヘイラー(一般名ブデソニド/ホルモテロールフマル酸塩水和物吸入剤)について、1日2回の定期吸入に加えて頓用吸入する治療法が新たな用法・用量として承認されたと発表した。

 シムビコートは、1回吸入量に吸入ステロイド薬のブテソニド160μgと長時間作動型β刺激薬のホルモテロールフマル酸塩水和物4.5μgを含む配合剤。これまでは通常、成人に対して1回1吸入、1日2回投与する維持療法(定期吸入)が行われてきた。今回の用法・用量の承認によって、シムビコートによる維持療法を行っている患者では、発作発現時にも同薬を使用できるようになる(頓用吸入のみの使用は不可)。

 シムビコートの新たな用法・用量は以下の通り(下線は改訂された部分)。

 通常、成人には、維持療法として1回1吸入(ブデソニドとして160μg、ホルモテロールフマル酸塩水和物として4.5μg)を1日2回吸入投与する。なお、症状に応じて増減するが、維持療法としての1日の最高量は1回4吸入1日2回(合計8吸入:ブデソニドとして1280μg、ホルモテロールフマル酸塩水和物として36μg)までとする。
 維持療法として1回1吸入あるいは2吸入を1日2回投与している患者は、発作発現時に本剤の頓用吸入を追加で行うことができる。本剤を維持療法に加えて頓用吸入する場合は、発作発現時に1吸入する。数分経過しても発作が持続する場合には、さらに追加で1吸入する。必要に応じてこれを繰り返すが、1回の発作発現につき、最大6吸入までとする。
 維持療法と頓用吸入を合計した本剤の1日の最高量は、通常8吸入までとするが、一時的に1日合計12吸入(ブデソニドとして1920μg、ホルモテロールフマル酸塩水和物として54μg)まで増量可能である。


 具体的な用法・用量を治療法別にまとめると次のようになる(添付文書を基に編集部で作成)。

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