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中医協が「後発医薬品使用状況調査」速報値を公表
後発品調剤率が24.3%、昨年同月より微増

2011/10/26
北澤 京子=日経ドラッグインフォメーション

 10月21日に開催された中央社会保険医療協議会(中医協)総会で、後発医薬品の使用状況調査の速報値が報告された。

 保険薬局に対する調査(回答数778施設)の結果、数量ベースの後発品調剤率は24.3%(6月の平均値)で、昨年6月調査の23.5%よりわずかに上昇した。後発医薬品調剤体制加算の算定状況は、6点が16.8%、13点が16.2%、17点が24.0%、「算定していない」が42.4%だった。

 今年8月18日から24日の1週間の取り扱い処方箋について尋ねたところ(632薬局分、計18万1802枚)、「後発医薬品(ジェネリック医薬品)への変更がすべて不可」欄に処方医の署名・押印がない処方箋の割合は69.0%(12万5526枚)、そのうち1品目でも後発医薬品を調剤した処方箋は46.8%(5万8770枚)にとどまった。1品目も後発医薬品を調剤しなかった理由としては、「患者が希望しなかった」が最も多かった。

 後発医薬品の調剤に関する考え方は、「積極的に取り組んでいる」38.6%、「薬効によっては取り組んでいる」29.4%、「あまり積極的には取り組んでいない」25.2%だった。あまり積極的に取り組まない理由(複数回答)としては、「在庫管理の負担が大きい」「近隣の医療機関が後発医薬品の使用に消極的」が比較的多かった。

 後発医薬品の採用基準(複数回答)は、「後発医薬品メーカー・卸が十分な在庫を確保している」58.9%、「近隣保険医療機関で採用されている銘柄である」58.5%、「信頼のおける後発医薬品メーカーが扱う後発医薬品である」49.4%、「メーカーが品質の情報開示をしている」44.9%が多かった。

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