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日薬が初回質問票の様式例を公開
「一般用」「小児用」「高齢者用」の3種類

2010/01/25
土田 絢子=日経ドラッグインフォメーション

日薬が公開した「初回患者質問票」(一般用)

 日本薬剤師会はこのほど、患者が初めて来局したときに記入してもらう「初回患者質問票」の様式例を作成し、同会のウェブサイトに掲載した。初回質問票は、ほとんどの薬局で日常的に使用されているが、これまで標準案は存在していなかった。

 日薬が公開した様式例は、(1)一般用、(2)小児用、(3)高齢者用──の3タイプ。日薬は、「薬局薬剤師がより質の高い薬歴管理や服薬指導を提供できるよう、年代別の3タイプの様式例を作成した」と説明している。

 (1)~(3)のいずれの様式例でも、副作用歴やアレルギー歴、併用薬の有無、食事や嗜好品の傾向、後発品への変更希望があるか、お薬手帳を希望するか──といった基本的な質問項目は共通。

 これに加えて小児用では、「お薬を飲ませる際に何か困ったことはありますか」という質問項目が設けられ、具体的に困っている点として「粉薬が飲めない」「錠剤・カプセルが飲めない」などの選択肢が列挙されている。

 一方、高齢者用では、「お薬を飲むときに何か困ることはありますか」という質問に対する回答の選択肢に、「薬袋の文字が見えない」「手が不自由」「飲み方が分からない」などを追加。さらに「介護保険の要介護認定・介護保険のサービスをお受けですか」という質問項目も追加されている。

 日薬のウェブサイト(会員用ページ)では、初回患者質問票がPDFファイルとxlsファイル(エクセルファイル)で公開されており、会員であれば自由にダウンロードできる。各薬局で初回質問票を見直す際などに、活用できそうだ。

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