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後発医薬品~私はこう選ぶ(9)
後発品は「欠品なし」優先、品質確認は県のマニュアルで
瑠璃薬局西新店(福岡市早良区)

 福岡市早良区の地下鉄西新駅から徒歩2分、明治通り沿いに、ピンクの下地に「ジェネリックセンター」と書かれた大きな看板が目に飛び込んでくる。実は、看板ではなく、店の外壁全体を看板に仕立てた瑠璃薬局西新店だ。2006年4月の処方せん様式の変更を機に、店の外装を一新したのである。「狙いは、後発医薬品の認知度を高めるとともに、後発品に積極的に対応している薬局だとわかってもらうこと」と、同薬局を運営する日輪光代表取締役の原口恵子氏は説明する。

 実際、「バスの窓から看板を見かけた」と言って、電話で後発品について問い合わせてくる人が1日1人はいるという。また、近隣の薬局から「後発品を希望する患者が来たのだが、こちらに在庫がないので、どう対応したらいいか」といった相談も寄せられるなど、文字通り、地域のジェネリックセンターとしての役割を果たしている。

 同薬局における後発品への変更率は15%前後で、2008年4月の2回目の処方せん様式の変更以降、徐々に増えてきた。患者のお薬手帳を見ると、地域のほかの調剤薬局でも後発品への取り組みが進んでいることがわかるという。

 2006年4月の変更直後は、経済的な問題から「後発品に変えてほしい」と要望した患者が、医師に絶対にダメだと言われたため「どうしたらいいか」という相談も持ち込まれ、「それなら、医者を変えた方がよい」とアドバイスしたこともあったという。

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