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経口ビスホス製剤、またも併売品が発売に
アステラスから「ボノテオ」、小野薬品から「リカルボン」

 アステラス製薬と小野薬品工業は4月7日、両社が国内で共同開発し、1月に製造販売承認を取得していた骨粗鬆症治療薬のミノドロン酸水和物を発売した。商品名は、アステラスが「ボノテオ」、小野薬品が「リカルボン」。わが国ではこれまで4種類の経口ビスホスホネート製剤が発売されているが、今回のミノドロン酸を含め3製剤はそれぞれ2社が併売しており、販売を担当する会社ごとに商品名が異なる。「商品名の異なる併売品」は備蓄品目の増加に直結するため、備蓄品目数を抑えたい薬局にとっては悩ましい新製品となりそうだ。

 今回、新発売されたミノドロン酸の特徴は、日本で創薬された経口ビスホス製剤であること。日本人骨粗鬆症患者を対象とした第3相臨床試験で、プラセボを対照薬とした場合の椎体骨折抑制効果の優越性を初めて立証できた薬剤でもある。剤形は直径6.6mm、厚さ3.0mmの白色フィルムコーティング錠で、既存の1日1回型経口ビスホス製剤では最も小型だという。販売包装単位はボノテオが100錠(PTP10錠×10)と500錠(バラ)、リカルボンが100錠(PTP10錠×10およびバラ)。なお、140錠(PTP14錠×10)、700錠(PTP14錠×50)包装については、6月ごろの発売を予定しているという。

 薬価は、ボノテオ、リカルボンともに1mg1錠が135.50円。2002年5月に発売された、リセドロン酸ナトリウム水和物の1日1回型製剤(商品名:アクトネル、ベネット)との類似薬効比較方式(1)で算定され、同一の薬価となった。

 なお、経口ビスホス製剤にはほかに、2001年8月に発売されたアレンドロン酸ナトリウム水和物(フォサマック、ボナロン)と、1990年1月に発売されたエチドロン酸二ナトリウム(ダイドロネル)がある。リセドロン酸とアレンドロン酸には、1日1回型製剤のほか、週1回服用型製剤も発売されている。ミノドロン酸については、間歇投与型製剤の第3相臨床試験が実施中で、週1回よりさらに服用間隔を開けた場合の有用性についても検討が進められているという。

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