DI Onlineのロゴ画像

薬局からの「ヒヤリ・ハット」収集事業がスタート
日本医療機能評価機構、薬局専用HPで事例収集

2009/04/02
内山 郁子=日経ドラッグインフォメーション

 日本医療機能評価機構は4月1日、薬局で発生したり、発見された「ヒヤリ・ハット事例」を集め、原因分析を行う「薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業」を開始した。調剤ミスのほか、医師の処方ミスや、医薬品販売に関連したヒヤリ・ハット事例も対象となる。薬局用の事例収集ホームページを通して参加登録や事例報告を受け付けており、事業への協力を広く呼びかけている。

 ヒヤリ・ハット事例とは、「ヒヤリとしたり、ハッとさせられた」事例という意味で、医療現場で未然に防がれた過誤や、ごく軽い被害で済んだ過誤を指す。薬局対象事業で収集するヒヤリ・ハット事例は、薬局で発生した、あるいは薬局で発見された過誤事例のうち、次の三つに該当するもの。

1)医療に誤りがあったが、患者に実施される前に発見された事例。
2)誤った医療が実施されたが、患者への影響が認められなかった事例または軽微な処置・治療を要した事例。ただし、軽微な処置・治療とは、消毒、湿布、鎮痛剤投与などとする。
3)誤った医療が実施されたが、患者への影響が不明な事例。

 こうした事例を、「調剤」「疑義照会」「特定保険医療材料」「医薬品販売」の、いずれかの分類を付けて報告する。報告期限は事例を認識した日から原則として1カ月以内。なお、報告を行うには、事前に店舗単位での薬局登録が必要となる。

この記事を読んでいる人におすすめ