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カンデサルタンとアムロジピンの配合剤が製造承認申請
武田薬品、高血圧GLに対応し配合剤のラインアップを強化

 武田薬品工業は3月30日、アンジオテンシン2受容体拮抗剤(ARB)のカンデサルタンシレキセチル(商品名:ブロプレス)と、カルシウム拮抗剤のアムロジピンベシル酸塩(アムロジン、ノルバスクほか)の配合剤について、厚生労働省に製造販売承認申請を行ったと発表した。ARBとカルシウム拮抗剤の配合剤が承認申請されるのは、2008年12月の第一三共による申請に続き2剤目。剤形や配合量など詳細は不明だが、同社が発表している2009年3月期の決算短信によると、配合比率の異なる2種類の製剤がある模様だ。

 高血圧治療の世界的な流れとして、降圧剤1剤で十分な効果が得られない場合、作用機序の異なる降圧剤を併用することが標準化されつつある。今年1月に発表された日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2009」も、降圧不十分の場合の降圧剤併用を推奨している。その場合、併用する2剤を別々に処方するよりも配合剤を1剤処方する方が、剤数を増やさず、飲み忘れを防げるというメリットがある。

 ARBについては、利尿剤との配合剤が既に3剤発売されており、カルシウム拮抗剤との配合剤も今回の武田薬品工業を含めて2剤が承認申請中。まだ配合剤が発売されていないARB2成分については、テルミサルタン(ミカルディス)とヒドロクロロチアジド(ダイクロトライドほか)の配合剤が2006年4月、オルメサルタンメドキソミル(オルメテック)とアゼルニジピン(カルブロック)の配合剤が2008年12月に、それぞれ承認申請が行われている。また、オルメサルタンについては、ヒドロクロロチアジドとの配合剤も開発されており、現在、国内で臨床第2相試験が進められている。

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