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厚労省検討会が重篤副作用20疾患の対応マニュアル了承
患者・医療者向けマニュアルを近くホームページで公表へ

2009/03/27
土田 絢子=日経ドラッグインフォメーション

 厚生労働省の「重篤副作用総合対策検討会」は3月25日、重篤な副作用20疾患の対応マニュアル案を大筋で了承した。今後、表現などを調整した上で、厚労省や医薬品医療機器総合機構のホームページ上で公表する。

 2005年に発足した同検討会は、これまでに29疾患の対応マニュアルを取りまとめてきた。現在作業中のものも含め、最終的に72疾患の対応マニュアルを作成、公表する予定だ。

 厚労省は従来から、医薬品ごとに収集した副作用情報に基づき添付文書の改訂などを通して注意を喚起する「警報発信型」の安全対策を行ってきた。今後は、重篤な副作用への対応マニュアルを臨床現場で活用してもらうことで「予測・予防型」の安全対策を充実させる。

 マニュアルは、「患者向け」「医療関係者向け」の2章からなる。患者向けの章では、副作用の概要や初期症状、早期発見・早期対応のポイントをわかりやすくイラスト入りで説明。医療関係者向けの章では、副作用の概要のほか、副作用の判別基準、治療法、典型的な症例などを解説している。

 今回了承されたマニュアルの対象疾患と、既に公表済みのマニュアル対象疾患は、以下の通り。

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