厚生労働省は12月12日、サレドカプセル(一般名:サリドマイド)を含む9成分13品目を新たに薬価収載した。サレドの適応症は「再発又は難治性の多発性骨髄腫用薬」。
このほか、特発性肺線維症用薬のピレスパ錠(ピルフェニドン)、抗てんかん剤のラミクタール錠(ラモトリギン)、高リン血症改善薬のホスレノールチュアブル錠(炭酸ランタン水和物)、閉経後骨粗鬆症用薬のウェールナラ配合錠(エストラジオール・レボノルゲストレル)なども薬価収載した。新規9成分のうち、4成分が希少疾病用医薬品の指定を受けている。
今回、新規収載された成分のうち、サレドには催奇形性、ピレスパには光線過敏症、メノエイドコンビパッチには長期間投与時の乳癌発症リスク増加、ラミクタールには重篤な皮膚障害といった副作用があるため注意が必要だ。新規収載成分の内訳は、以下の通り。
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