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大手製薬14社、09年中間決算で経常利益が35%減に
製薬協が中間決算の概況と通期見込みを発表

 日本製薬工業協会(製薬協)は11月17日、東証1部に上場している会員製薬企業14社の、2009年3月期中間決算の概況と通期決算の見込み値を発表した。14社の経常利益の総計は、2008年3月期中間決算で8898億円(売上比27.3%)だったのに対し、2009年3月期は5785億円(同17.0%)と、前年同期比35.0%の減少となった。

 対象は、2008年3月期の売上高が1000億円以上で、東証1部に上場している14社(12月決算、2月決算各1社を含む)。薬価改定の影響などにより、国内売上は低成長にとどまったが、海外売上が続伸したため、売上高は14社全体で前年同期比4.7%の増収(増収10社、減収4社)となった。一方、海外ベンチャー企業の買収・子会社化に伴うインプロセスR&D費(IPR&D費:特定の研究活動目的で利用され、将来ほかの目的には使用しない資産。研究開発費として一括計上する)などのため、研究開発費を含む販売管理費は前年同期よりも24.9%増加。結果として、営業利益は前年同期より32.4%減少(増益4社、減益10社)、経常利益は35.0%減少(増益3社、減益11社)となった。

 また、2009年3月期の通期決算については、14社全体で売上高が6兆8304億円(前期比4.9%増)、経常利益が1兆1897億円(同19.1%減)、純利益が7195億円(同19.6%)との見込み値を示した。

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