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緊急避妊剤「SOH-175」の第3相試験結果が発表
評価症例63例中62例で避妊が確認、2009年上半期にも承認申請

 バイオ医薬品の研究・開発企業であるそーせいグループは10月15日、同社が日本で臨床開発を進めている緊急避妊剤「SOH-075」の第3相試験結果を発表した。緊急避妊を希望する女性63例中62例で、避妊の成立が確認されたという。

 緊急避妊剤は、望まない妊娠を避けるために、女性が性交後早期に服用する避妊剤。「モーニングアフターピル」とも呼ばれ、黄体ホルモンの単味製剤または黄体ホルモンと卵胞ホルモンの合剤が用いられる。SOH-075の有効成分は合成黄体ホルモンのレボノルゲストレル。性交後72時間以内に1.5mgを1回服用することで一過性に血中黄体ホルモン値を上昇させ、その後に起こる黄体ホルモン値の急激な低下により、子宮内膜のはく離を促し受精卵の着床を抑制する仕組みだ。

 日本で行われた第3相試験では、評価対象症例63例中62例で、妊娠が起こらなかったことが確認。安全性については、重篤な有害事象の発現はなく、有害事象のほぼすべてが軽微な事象だったという。

 SOH-075は、仏ラボラトワール・エイチアールエー・ファルマ社が開発、「NorLevo」(ノルレボ)などの商品名で1999年に欧州で発売され、現在60カ国で承認されている。そーせいグループは、日本およびオーストラリアにおける独占的販売権を取得しており、日本では2009年上半期にも承認申請を行う予定だ。

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