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抗酸菌症治療薬「ミコブティン カプセル150mg」が発売
抗酸菌症治療薬「ミコブティン カプセル150mg」が発売

 ファイザーは10月7日、抗酸菌症治療薬の「ミコブティン」(一般名:リファブチン)を発売した。同剤はリファマイシン系抗酸菌症治療薬で、適応症は結核症、マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)を含む非結核性抗酸菌症と、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染患者における播種性MAC症の発症抑制の三つ。リファンピシン(リファジン、リマクタン)の使用が困難な場合に使用する。剤形は1種類1用量(150mgカプセル)で、薬価は1カプセル753.00円。

 用法・用量は、結核症の場合、通常は150~300mg/日、多剤耐性結核症では300~450mg/日を分1で投与する。MACを含む非結核性抗酸菌症の治療や、HIV感染患者の播種性MAC症の発症抑制の場合は、300mg/日を分1で投与する。

 リファブチンはリファンピシン耐性結核菌の約30%に効果が期待できるとされ、リファンピシンが効果不十分あるいは副作用のため使用できない場合の代替薬となるとみられる。HIV感染患者における播種性MAC症の発症抑制に使用する場合は、14日間の投与制限が解除されている。ただし、非結核性抗酸菌症や結核症の治療に用いる場合は、抗酸菌に感受性を示すほかの薬剤と併用する必要がある。

 なお、抗酸菌に感受性を示す薬剤のうち、クラリスロマイシンの先発品(クラリシッド、クラリス)は、8月29日付けで非結核性抗酸菌症への使用(800mg/日・分2、適宜増減)が追加承認されている。

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