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特集◎今年こそ!一歩進んだ連携を《4》【訪問看護師の立場から】
薬局は訪問系サービスへの橋渡しの役割を
有限会社ふれすか代表理事
訪問看護ステーションみけ 管理者 椎名美恵子氏

しいな みえこ○東京医科歯科大学医学部附属病院、本所保健所を経て、すみだ医師会訪問看護ステーションの管理者を務める。2003年11月に有限会社ふれすかを創設し訪問看護ステーションみけを開業。日本在宅看護学会常任理事、全国訪問看護事業協会理事、東京都訪問看護ステーション協議会会長などを務める。介護支援専門員、日本心理学会認定心理士。

 私は18年ほど前から訪問看護師として薬局と連携してきました。その前に、保健所に勤務していたので、「この薬局だったら、こういうことをしてくれる」「あの薬剤師さんなら、これをお願いしても大丈夫」というような地域の薬局の情報を持っていたので連携しやすかったのだと思います。

 ここ5年ほどで薬剤師は、地域に出て行こうという空気に変わってきたように感じます。調剤報酬改定などによって背中を押されている部分もあると思いますが、理由はともあれ在宅医療に関わる薬剤師が増えることは、私たち訪問看護師にとってはありがたいことですし、心強く感じています。

 訪問看護師は“何でも屋”みたいな存在で、60分や90分という限られた時間に、医療処置だけでなくリハビリも薬の管理も行っています。お薬カレンダーに薬をセットする時間がないときは、ステーションに戻ってセットして、また届けに行くこともあります。薬のことを薬剤師にお願いできれば、訪問看護師は看護師にしかできない仕事に専念できるようになると期待します。

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