DI Onlineのロゴ画像

特集◎今年こそ!一歩進んだ連携を《2》【地域連携担当者の立場から】
かかりつけ薬剤師との連携に期待
JA尾道総合病院医療福祉支援センター 副センター長 安友裕穂氏

やすとも ひろほ○1981年国立福山病院附属看護専門学校卒業。国立福山病院(現福山医療センター)、JA尾道総合病院、厚生連尾道看護専門学校、訪問看護ステーション管理者を経て、2015年より現職。地域連携、退院支援、がん相談に携わっている。

 当院は広島県尾道市と三原市を中心とした地域の中核病院として急性期医療を支えています。また地域医療支援病院の承認を受けており、診療所からの紹介患者を受け入れたり、逆紹介したりしています。そのため当院の医療福祉支援センターは、地域医療連携退院支援の役割を担っています。

 紹介受診した入院患者さんが退院する際は、紹介元にお戻しして退院後のフォローをお願いすることになります。そのため退院時カンファレンスを開催するのですが、例えば尾道市北部の山間部や南の因島などから参加することは簡単ではなく、地理的な障壁があるのが現状です。
 
 退院時カンファレンスでは、退院時サマリーとして、入院中の治療内容に加えて、例えば抗菌薬の点滴でアレルギー反応が出たなど薬剤による副作用についても情報共有します。また、退院時の院外処方の処方意図や、療養上の注意点などの説明もあります。そのため薬局薬剤師には、ぜひカンファレンスに参加してほしいのですが、実は地理的な障壁以上に難しい問題があります。

この記事を読んでいる人におすすめ