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特集◎運転禁止薬の服薬指導《4》
運転に影響する副作用の有無を確認

 運転禁止薬の説明の際には、伝え方に注意が必要だ。滋賀医科大学社会医学講座教授の一杉正仁氏は、「服薬アドヒアランスへの影響を考えると、『服用中の運転が禁止されています』といったストレートな表現で伝えることにも問題がある。『この薬は眠くなりやすいので車の運転には十分注意してください』といったニュアンスで伝える方が、患者を混乱させることなく情報を伝えられるのではないか」と話す。

 また、運転禁止薬に分類される薬剤ごとに、危険度や副作用の頻度には違いがある。例えば、運転を避けるよう必ず指導しなければならない薬として、前兆のない突発的睡眠や傾眠の副作用が出ることがある非麦角系ドパミンアゴニストのプラミペキソール塩酸塩水和物(商品名ミラペックス、ビ・シフロール他)がある。同薬は、「警告」に服用中は運転をさせないよう注意書きがある。また、抗真菌薬のボリコナゾール(ブイフェンド他)にも、「警告」に運転をさせないよう注意書きがある。

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