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特集◎抗てんかん薬Update《4》
薬剤抵抗性患者に期待される新機序薬
2016年はビムパットとフィコンパが発売に

 16年に承認された抗てんかん薬とともに、現在よく処方されている抗てんかん薬の特徴と、服薬指導に際しての留意点をまとめてみよう。

ビムパット
(ラコサミド)

 ラコサミド(ビムパット)は、カルバマゼピンやラモトリギンなどと同じく、Na+チャネルにおいてNa+が通過できない状態にする(不活性化させる)ことで抗てんかん作用を発揮する。その機序には作用時間によって、「急速な不活性化」(数ミリ秒のレベル)と「緩徐な不活性化」(数秒以上のレベル)の2つのタイプがある。「緩徐な不活性化」はNa+チャネルが再び開くまで時間が掛かるため、神経細胞の興奮を抑制する作用が強いと考えられている。

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