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特集◎1歩進んだ薬局実務実習を目指そう《Vol.3》
日誌を活用して実務実習を充実させる

「日誌の内容が充実している学生は実習への満足度が高い」と話す、神戸学院大学の上町亜希子氏

 充実した指導ができていない気がする。何となく手応えがない─。実習を担当していて、そんな気持ちになったときに試してみたいのが、神戸学院大学の上町氏が提唱する、「実習日誌を使った振り返り」だ。実習生が日誌に書いた内容に対して、指導者が踏み込んだ質問を投げ掛け、振り返って考えさせることで、実習自体を充実させられるという。

 例えば、実習生が「調剤を学んだ。ミスが少しあったので、原因を考え、今後はミスをなくすように気を付けたい」と日誌に書いたとする。これに対し、調剤の何を学んだのか、どういうミスがどの程度あったのか、ミスが起こった原因は何だと考えたか、今後、何に気を付ければミスがなくせると思うか─などをさらに考えてもらう。「ミスを防止する方法を3つ考えてみましょう」といった問い掛けで、考察を深めてもらうのも手だ。

 図2のように、学んだことをより具体的に記載させるのもよい。日々、学んだ内容を日誌に記録しておくことで、薬剤師国家試験に向けた勉強の際にも役立つという。

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