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第3回 薬局ツールグランプリ結果発表!
部門賞◆市販の袋用キャップを散剤袋の蓋に
みらい薬局(愛知県豊田市) 松尾 玲子氏

 「家庭でパン粉や片栗粉の保管に100円ショップの袋用キャップを以前から使っていたが、ふと、これは調剤に使えるかもと思った」。みらい薬局の薬剤師である松尾玲子氏は、「これがなくっちゃ始まらない、調剤効率化お役立ちツール」の部門賞に輝いた袋用キャップを散剤袋の蓋として使い始めたきっかけをこう語る。

 大きめの袋に入った散剤は、散剤瓶に移し替えて使うのが一般的だが、充填ミスやコンタミネーションの可能性がある。袋を輪ゴムで止めるのも手間が掛かる。もともとチャック付の散剤の袋もあるが、チャックに徐々に粉が付いてしまい、どうしても閉まりにくくなる。一方、袋用キャップであれば、輪ゴムより楽に開け閉めでき、移し替える手間もなく、充填ミスなどの恐れもない。

 キャップの付け方は図の通り。まず散剤の袋の端をハサミで切り取るが、45度の角度で切るのがポイントだという。このとき、「あまり大きく切らず、むしろ内キャップを袋の中に入れる際、穴を少し広げるくらいの方がよい」と、松尾氏はアドバイスする。

 その後、外キャップで袋を挟み込んで隙間ができないように締め付ける。最後に、蓋となるキャップを付けると完成だ。利用しているのは、100円ショップで販売されている袋用キャップだが、「大きめの方が使いやすい」(松尾氏)。口が小さいと、散剤を戻しにくいためだ。

 なお、チャック付の袋は、チャックの部分があると、キャップを隙間なく閉めるのが難しいので、チャックがない部分を切る必要がある。袋の中の散剤が少なくなってくると出しにくくなるので、その改善策を検討しているという。

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