DI Onlineのロゴ画像

SSRI/SNRIで不眠になるのはなぜ?

2018/10/11

 「ユウさん、出版おめでとうございます!」

 ケンシロウが手にしているのは、9月1日に発売された僕の新著「誰も教えてくれなかった実践薬歴」だ。おかげさまで多くの薬剤師が手にしてくれており、10月1日には第2刷が増刷、そして第3刷も決定している。

 「この本で気になるところがあるんスよ」。ケンシロウは書籍をペラペラとめくっていく。

 「ここ、SSRI/SNRIはなんで不眠になるんスかね? 実は昨日、腰痛症の勉強会があって、サインバルタの副作用のところに傾眠は出てきたんスけど、不眠なんて一言もメーカーさんの説明にはなかったんスよね~」

サインバルタの副作用発現率(塩野義製薬の資料を基に作成、画像クリックで拡大)

著者プロフィール

山本雄一郎(阪神調剤ホールディンググループ 有限会社アップル薬局[熊本市中央区])
やまもと ゆういちろう氏 1998年熊本大学薬学部卒業。製薬会社でMRとして勤務した後、アップル薬局に入社。2017年4月にアップル薬局が阪神調剤ホールディンググループの一員に。ブログ「薬歴公開byひのくにノ薬局薬剤師。」を執筆中。2017年3月に『薬局で使える実践薬学』(日経BP)を発刊。2017年4月より熊本大学薬学部臨床教授。

連載の紹介

山本雄一郎の「薬局にソクラテスがやってきた」
薬局で患者さんの何気ない言葉にハッとしたり、後輩からの意表を突く質問に筋道立てて説明できなかったりしたこと、ありませんか? そんな臨床現場に転がる疑問の裏には、薬学の根幹を成す真実が隠れていることも。それらの真実を、「薬局薬学のエディター」を志す熱血薬剤師の山本氏がモノローグ調で解き明かします。

この記事を読んでいる人におすすめ