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アメナリーフの重要な潜在的リスクは血小板減少症、腎障害、心血管系事象
活用したいRMP、新薬のリスク情報が分かる

2017/12/26

 「ユウさん、今の、何の取材だったんですか」。バックヤードから戻った僕にあゆみさんが駆け寄る。僕は薬局の窓越しに、帰路についた記者さんに会釈する。

 薬事日報の「MR認定センター設立20周年特集」でコメントを求められたので、「医療資源としてのMR(医薬情報担当者)を活用して、共に成長できれば」といった内容をお話したんだ。例えば、お互いもっとRMPを活用したらどうか、とか(2017年12月11日掲載)。 

 「MRさんも私たちと一緒で不要論がありますもんね」。あゆみさんは首をひねりながら続ける。「ところで、RMPって何ですか」。

 医薬品リスク管理計画(Risk Management Plan)、略してRMPだ。2013年4月以降、新薬などの承認申請資料として製薬会社に提出が義務付けられている。RMPの概要は以下の通りだ(図1)。

著者プロフィール

山本雄一郎(阪神調剤ホールディンググループ 有限会社アップル薬局[熊本市中央区])
やまもと ゆういちろう氏 1998年熊本大学薬学部卒業。製薬会社でMRとして勤務した後、アップル薬局に入社。2017年4月にアップル薬局が阪神調剤ホールディンググループの一員に。ブログ「薬歴公開byひのくにノ薬局薬剤師。」を執筆中。2017年3月に『薬局で使える実践薬学』(日経BP)を発刊。2017年4月より熊本大学薬学部臨床教授。

連載の紹介

山本雄一郎の「薬局にソクラテスがやってきた」
薬局で患者さんの何気ない言葉にハッとしたり、後輩からの意表を突く質問に筋道立てて説明できなかったりしたこと、ありませんか? そんな臨床現場に転がる疑問の裏には、薬学の根幹を成す真実が隠れていることも。それらの真実を、「薬局薬学のエディター」を志す熱血薬剤師の山本氏がモノローグ調で解き明かします。

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